研究課題/領域番号 |
15K19490
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
篠田 紘司 九州大学, 医学研究院, 助教 (70747998)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 多発性硬化症 / Mincle / 自然免疫 / 実験的自己免疫性脳脊髄炎 / 視神経脊髄炎 / オリゴデンドロサイト / ミクログリア |
研究成果の概要 |
ヒト健常者および多発性硬化症(MS)患者の末梢血単核細胞において、Mincleの発現は確認されなかった。ナイーブC57BL/6マウスの脳組織では、ミクログリアと少数のオリゴデンドロサイトにのみ発現していた。EAEによる麻痺がピークの時期にはミクログリアに加えて、オリゴデンドロサイトや血管周囲に浸潤した炎症細胞へ、EAE慢性期にはオリゴデンドロサイト、ミクログリア、血管周囲の炎症細胞細胞へ発現するようになった。MS患者剖検脳標本では、脱髄病変周囲に広範に、形態上オリゴデンドロサイトに発現が確認された。2D2マウスを用いた受動的EAEは解析を継続中である。
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