研究課題/領域番号 |
15K19492
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
米川 智 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (40631586)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 神経因性疼痛 / ミクログリア / アストログリア / 気管支喘息 / アトピー性皮膚炎 / エンドセリン / 神経障害性疼痛 / 脊髄炎 / アロディニア / アストロサイト |
研究成果の概要 |
アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などのアトピー性疾患の患者さんの一部は手足のしびれ感、痛みを訴えることがあるが、その原因は明らかでない。私たちは、気管支喘息モデルマウスを作成し、そのマウスでも実際の患者さんと同様の痛みに対する過剰な反応(=アロディニア)が起こっていることを見出した。このマウスを解析すると、脊髄のグリア細胞という非神経細胞が活性化し、神経細胞の活性化を誘導してアロディニアを引き起こしていることがわかった。これらのグリア細胞はEDNRBという特殊な受容体を発現していたため、この受容体に対する選択的阻害薬をマウスに投与したところ、アロディニアを完全に抑制した。
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