研究課題/領域番号 |
15K19505
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
代謝学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
林 高則 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (50749257)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | インスリン受容体基質 / インスリン / 成長 / IRS-1 / 成長障害 |
研究成果の概要 |
脳特異的にインスリン受容体基質(IRS)-1を欠損させたマウスは全長や体重、骨長、骨密度等が低値であり、血中IGF-1濃度や成長ホルモン濃度も低いことから成長障害を呈していると考えられた。さらに脳特異的IRS-1欠損マウスでは視床下部における成長ホルモン放出ホルモン(GHRH)の発現レベルが低値であり、また視床下部神経細胞株を用いた検討ではIRS-1をノックダウンすることでIGF-1刺激を介したニューロンの増殖が一部抑制されることが明らかとなった。これらの結果から中枢においてIRS-1はGHRHニューロンの増殖に関与し、成長に重要な役割を担っていることが強く示唆された。
|