研究課題/領域番号 |
15K19540
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
鵜生川 久美 秋田大学, 医学部, 助教 (70646554)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ヒト赤芽球 / 脱核 / 細胞極性 / Cdc42 / mDia2 / ダイニン / EHNA(阻害剤) / 微小管形成中心(MTOC) / EHNA(阻害剤) / 微小管形成中心(MTOC) |
研究成果の概要 |
哺乳類赤芽球は、細胞質分裂に類似の過程で脱核すると考えられているが、脱核時の収縮環形成位置を決定する分子メカニズムの詳細は明らかではない。 われわれは、前期赤芽球系前駆細胞CFU-Eと成熟赤芽球において、細胞分裂に関与する様々な分子の存在について検討した。本研究によりmDia2, mDia3とCdc42が, 赤芽球脱核時に収縮環形成位置決定に関与している可能性が示唆された。さらに、Cdc42阻害剤はCFU-Eの増殖と赤芽球脱核を阻害した。以上の結果から、Cdc42は、ダイニン及びアクチン線維を介してヒト赤芽球の終末分化を制御していると考えられた。
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