研究課題/領域番号 |
15K19589
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
吉田 春乃 北里大学, 感染制御科学府, 助手 (70563386)
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研究協力者 |
高橋 孝 北里大学, 感染制御科学府, 教授 (00292855)
岡田 信彦 北里大学, 薬学部, 教授 (80194364)
石垣 靖人 金沢医科大学, 総合医学研究所, 教授 (20232275)
松井 英則 北里研究所, 生命科学研究所, 講師 (30219373)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | A群レンサ球 / GAS / マウス感染モデル / A群溶血性レンサ球菌 / 感染実験 / 劇症型レンサ球菌感染症 / 転写調節因子 / 比較ゲノム / 臨床分離株 |
研究成果の概要 |
当課題ではA群レンサ球菌(GAS)の病原性におけるRocAの役割を明らかにし、遺伝子変異がもたらすGAS強毒化の新たな機構を明らかにすることを目的とした。同時に臨床分離された二種のGAS(MTB313, 314)はほぼ同じゲノム構造を有しているが調節因子rocA遺伝子の配列が異なる。これをもとに組換えGASを作成、その遺伝子発現プロファイルを比較しヒトの病態に近づけたマウス感染モデルを用い病態の比較を行った。 結果、rocA変異のあるMTB313はマウスに対し高い致死性を示し、既知の多くの病原因子発現が上昇していた。対してMTB314はマウスに対してほぼ致死性を示さず、rocAの影響が見られた。
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