研究課題/領域番号 |
15K19616
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
平出 智裕 島根大学, 医学部, 特別協力研究員 (40638540)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | AML / Runx1 / FLT3/ITD / 急性骨髄性白血病 / 薬剤抵抗性 / 薬剤抵抗性白血病 / RUNX1 |
研究成果の概要 |
FLT3/ITD+AMLはFLT3/ITD抑制剤に治療抵抗となる。私達は、Runx1がFLT3/ITD抑制剤抵抗に関わることを検証した。FLT3/ITDは細胞増殖亢進と分化抑制作用が示したが、Runx1抑制はいずれの作用も部分的に解除した。FLT3/ITD抑制剤AC220は、当初FLT3/ITD+32D細胞の増殖を減少したが、その後Runx1発現上昇を伴ってAC220耐性細胞が出現した。一方、Runx1抑制は、耐性細胞の出現と増殖を抑制した。したがって、Runx1は、FLT3/ITD抑制剤耐性の要因であり、FLT3/ITD抑制剤抵抗性のFLT3/ITD+AMLに対する治療標的となりうる。
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