研究課題
若手研究(B)
超早産児で発症する晩期循環不全の病態を解明するために経時的にNOxの測定を行なった。出生後から2週間毎にNOxの測定を行い、晩期循環不全発症時にもNOxを測定した。現在17症例を登録し、10症例の計測を完了している。NOxは臍帯血では10~30μmol/Lと低値であったが、生後2~8週では30~60μmol/Lで安定して経過した。10例中1例で晩期循環不全を発症した。発症時にはNOxは軽度上昇していたが、有意検定を行うには至っていない。今後も症例を蓄積する予定である。