研究課題
若手研究(B)
色素性乾皮症は光線過敏症状、露光部の皮膚がんを特徴とする常染色体劣性遺伝性疾患であり、早期診断によって皮膚がんの予防につながることが示唆されている。従来の診断方法では時間がかかること、放射性同位元素を使用すること、手技に熟練を要することなどの問題があった。今回、フローサイトメトリーを用いた手法が従来の方法と高い相関性を示すことを明らかにし、細胞周期ごとの解析を行うことで診断の迅速化を行うことに成功した。DNA修復能の新たな手法を確立し、従来の方法の代替手段としてだけではなく、細胞周期ごとの修復能を評価することによりさらなる病態解明、治療薬候補のスクリーニングとして応用できることを示した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件)
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