研究課題/領域番号 |
15K19697
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
矢野 博之 大分大学, 全学研究推進機構, 教務職員 (50448552)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 放射線誘起線維化 / miRNA / コラーゲン / 放射線誘発線維症 / 細胞外マトリックス / microRNA |
研究成果の概要 |
放射線誘起線維症(RIF)は、コラーゲン等、細胞外マトリックスの過剰な蓄積の結果である。我々は、放射線によりI型コラーゲンの発現がTGF-βを介して増加することを報告した。miRNAは遺伝子発現を負に調節すると提唱されているが、RIFにおけるmiRNAの役割は不明である。本研究では、放射線によるI型コラーゲン発現増加に関わるmiRNAについて調べた。その結果、放射線によりmiR-29が減少し、miR-29過剰発現でI型コラーゲン発現増加が緩和された。さらに、放射線によるmiR-29の発現減少にTGF-βが関与していた。以上の結果、miR-29がRIFの重要な調節因子であることが示唆される。
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