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乾癬における転写因子IRF8の発現と病態形成関与の検討

研究課題

研究課題/領域番号 15K19699
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 皮膚科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

渡邊 友也  横浜市立大学, 医学部, 助教 (00733461)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2015年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードIRF8 / 乾癬 / 転写因子 / 樹状細胞
研究実績の概要

本研究は乾癬における転写因子IRF8の病態への関与を検討するとともに、免疫細胞の分化という側面から治療応用可能か解析・検討した。
イミキモド外用による乾癬モデルマウスを作成し、RNA・タンパクレベルでのIRF8の発現を解析したところ、乾癬モデルでは真皮においてRNA・タンパク双方でIRF8の発現が有意に上昇していた。これは乾癬患者と健常人の皮膚検体でも同様の結果が得られており、ヒトとマウスで同様の結果が得られた。またIRF8ノックアウトマウスを用いた実験では、イミキモドを外用し乾癬の皮疹を誘導したところ、野生型に比較して、IRF8ノックアウトマウスでは有意に皮疹の誘導が抑制され、乾癬ぼ病態形成におけるIRF8の関与が強く疑われた。
また、IRF8は様々な免疫細胞の分化に関与するため、一体どの細胞がよりIRF8による乾癬病態の形成に強く関与しているか確認する必要を認めた。蛍光二重染色を行い組織を染色したところ、CD11c陽性細胞とIRF8が強く一致しており、おそらく樹状細胞が病態形成に強く関与していることが示唆された。
しかしながら、これ以上の解析は困難であり、ノックアウトマウスのみならず、コンディショナルノックアウトマウスなどを用いた実験を行う必要があり、今後の課題と思われた。

報告書

(1件)
  • 2015 実績報告書

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2017-01-06  

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