研究課題/領域番号 |
15K19703
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
木下 美咲 杏林大学, 医学部, 専攻医 (40594594)
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研究協力者 |
大山 学 杏林大学, 医学部, 教授 (10255424)
塚島 明希 杏林大学, 医学部, 実験助手
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 毛包再生 / 毛包新生 / 線維芽細胞 / 毛乳頭細胞 / FGF / WNTシグナル |
研究成果の概要 |
毛包の再生にはその周囲の環境が重要と考えられている。本研究ではその環境を制御することでヒト毛包再生に有利な条件の確立を試みた。まず、毛包の再生にとって重要なWNTシグナル経路の刺激をヒトの毛包周囲から分離・培養した線維芽細胞に与えると、細胞増殖因子であるFGFファミリーのうちFGF9の上昇やFGF7の低下といった変化が毛包を構成する細胞に作用し毛包の再生に有利な条件をつくり出すことがわかった。ヌードマウスを用いた毛包再生実験ではFGF9を加えることで毛包の再生が促進され、毛包のサイズや数が増えた。本研究の結果は、ヒトの毛包再生技術の確立の一助となりうると考えられた。
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