研究課題/領域番号 |
15K19714
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
塩飽 裕紀 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 医員 (90747502)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 統合失調症 / primary cilia / NMDA受容体 / 精神疾患 / phencyclidine |
研究成果の概要 |
本研究では新規の統合失調症の病態仮説としてprimary cilia病態を検証した。phencyclidine、MK-801、Methamphetamineの投与による統合失調症モデル動物で複数のprimary cilia関連遺伝子が総じて、特定の脳部位においてprimary ciliaの機能が低下する方向に変化していることを見出した。それに関連した形態学的なprimary ciliaの変化や、下流のシグナルカスケードの変化を見出した。特にこれらはNMDA受容体の機能低下との関連があり、統合失調症のNMDA受容体機能低下とprimary cilia病態の関連が示唆される。
|