研究課題/領域番号 |
15K19722
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
生方 志浦 京都大学, 医学研究科, 研究員 (40738960)
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研究協力者 |
上田 敬太 京都大学, 大学院医学研究科脳病態生理学講座, 助教 (60573079)
杉原 玄一 京都大学, 大学院医学研究科脳病態生理学講座, 院内講師 (70402261)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高次脳機能障害 / 外傷性脳損傷 / 認知リハビリテーション / 社会認知 / 社会機能 / 神経画像 / コネクトーム / SCIT / 心の理論 / 表情認知 / 社会的認知 / リハビリテーション / 生活習慣 / MRI |
研究成果の概要 |
交通事故や脳卒中などによる脳損傷後の高次脳機能障害に対し、社会復帰を促進するための評価・介入の有効性および作用機序について検証した。1)高次脳機能障害患者における脳構造の変化として脳梁の繊維数の減少が認められる一方、大部分の皮質構造が保たれることが明らかとなった。2)社会生活においては認知の処理速度および心の理論の能力が重要であることが示された。3)社会認知に特化したグループ訓練では、他者の表情を読み取る能力が向上した。社会復帰を見据えた介入においては、社会生活に直結する能力に特化したリハビリテーションが有効であり、その選択において脳構造等の生物学的評価が一つの指標に成り得ると考えられる。
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