研究課題/領域番号 |
15K19748
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
|
研究機関 | 熊本大学 (2016) 東京女子医科大学 (2015) |
研究代表者 |
菅原 裕子 熊本大学, 医学部附属病院, 医員 (90610692)
|
連携研究者 |
岩本 和也 熊本大学, 大学院生命科学研究部・分子脳科学分野, 教授 (40342753)
文東 美紀 熊本大学, 大学院生命科学研究部・分子脳科学分野, 准教授 (00597221)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | エピジェネティクス / DNAメチル化 / MWAS / 統合失調症 / 双極性障害 |
研究成果の概要 |
統合失調症のメチル化関連解析でいずれもメチル化率の低下が検出された上位5ヶ所の候補領域に関して、多数例の双極性障害患者末梢試料を用いてメチル化率の定量を行った。5か所のうち、染色体16番intergenic領域では男女ともに双極性障害において有意なメチル化率の低下が認められたが、FAM63Bでは男性のみで有意なメチル化率の低下が認められた。TBC1D22Aでは、統合失調症ではメチル化率の低下が報告されているのに対し、女性の双極性障害患者において有意にメチル化率が高かった。本研究において、統合失調症と双極性障害において共通ならびに特有のエピゲノム要因が存在する可能性が示唆された。
|