研究課題/領域番号 |
15K19778
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
北詰 良雄 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (00625478)
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研究協力者 |
藤岡 友之
大山 潤
藤井 俊光
竹中 健人
大塚 和朗
立石 宇貴秀
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 磁気共鳴画像 / クローン病 / 活動性評価 |
研究成果の概要 |
主な研究成果の概要としては、MR enterocolonographyを用いたクローン病の疾患活動性評価法の指標として、視覚的な5段階に分類した「5-point MR enterocolonography classification」を独自に作成しその有効性を示したこと、補足的は研究成果としては、MR拡散強調画像や、ガドリニウム造影剤による増強効果、MRIの高速撮像を繰り返して得られる画像(cine MRI)による腸管の蠕動運動といった様々なMR撮像法・評価法について、クローン病の正診率向上における実行可能性と有用性がバルーン内視鏡所見を評価基準として示されたこと、が挙げられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
クローン病活動性評価のためのMRスコアとして知られ、多くの文献で用いられているMagnetic Resonance Index of Activity (MaRIA)は、視覚的評価と計測結果から算出する必要があるため煩雑な作業が必要であり、代替となる簡便な評価法の確立は喫緊の課題であった。本研究から考案された5-point MR scoreは視覚的に5段階に分類する方法であり、短時間で評価できるため、日常診療だけでなく治療効果の判定などの臨床研究への応用が期待できる。
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