研究課題/領域番号 |
15K19822
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 明治大学 (2018-2019) 立教大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
洞口 拓磨 明治大学, 商学部, 特任准教授 (10444069)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 放射線 / 原子核 / 反応断面積 / 粒子線治療 / モンテカルロシミュレーション / 放射線がん治療 / 原子核反応 / データベース / 放射線計測 / 実験核物理 / 理論核物理 / 医療・福祉 / 粒子線 |
研究成果の概要 |
粒子線治療における二次中性子による正常細胞の被ばく量計算、及び陽子線治療の際に生じる陽電子放出核種を利用した照射野抽出方法であるOn-LinePETに原子核反応データの精度が与える影響を評価し、原子核反応データの重要性を確認した。更に原子核反応データ測定のための検出器の開発を進めた。当初の計画より、電源や読み出し回路を含めた検出器全体の縮小化と検出器自体の汎用化を目指し、複数のMPPCを用いた多チャンネル読出し方式への改良を行った。研究開始当初とは研究課題周辺の状況も変化しており、汎用性を持つ検出器として今後も開発を継続していく予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
粒子線治療における原子核反応データの整備が十分でないことを指摘し、現状の原子核反応データの測定精度が、粒子線治療における二次中性子による正常細胞への被ばく量評価及び陽子線治療における放射性核種を利用した照射野抽出精度に少なからず影響を与えることを確認した。更に、不足する原子核反応データを測定するための検出器開発を進めた。
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