研究課題/領域番号 |
15K19835
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
研究代表者 |
小原 麻希 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 放射線障害治療研究部, 業務補助員(任非) (80736992)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 重粒子線 / 突然変異 / 間接作用 |
研究成果の概要 |
本研究は重粒子線がもたらす大きな生物効果を明らかにすることを目的としている。重粒子線誘発フリーラジカルの寄与を明らかにするため、OHラジカル除去剤としてDMSOを用い、hprt遺伝子座における突然変異誘発頻度と突然変異体の欠失パターンを調べた。突然変異誘発における間接作用の寄与率は、X線で約80%、炭素線で約50%となり、重粒子線においても間接作用の関与が少なくないことが示唆された。突然変異体におけるhprt遺伝子の欠失パターンを調べると、重粒子線ではフリーラジカル除去の有無に関わらず同様の欠失パターンを示し、重粒子線誘発突然変異体は直接作用が主要因であると示唆された。
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