研究課題
若手研究(B)
現在の放射線治療における課題の一つに、照射毎に移動・変形する体内臓器に付与される線量の時空間的な合算が困難であることが挙げられる。我々は混合ガウス分布に基づいた点群間の対応推定のアルゴリズムを応用し、照射毎の体内臓器の幾何学的変化や照射線量の違いを定量的に評価する手法を開発した。これによって照射線量の時空間的な合算が可能となり、更に重篤な晩期有害事象の発現部位が推定できる可能性が示された。現在、この手法を更に発展させ、解剖学的標準化に基づいた三次元統計解析手法の開発を行っている。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件)
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