• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

Immunorelated TNBCに対する免疫逃避を標的とした新規治療の開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K19854
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科学一般
研究機関広島大学

研究代表者

郷田 紀子 (吉村 紀子)  広島大学, 病院(医), 医科診療医 (80736546)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード乳癌 / トリプルネガティブ乳癌 / 免疫治療 / 腫瘍浸潤リンパ球 / 制御性T細胞 / 制御性T細胞 / がん免疫
研究成果の概要

本研究ではトリプルネガティブ乳癌(TNBC)という乳癌の病態を、その免疫の様子を解明することにより新規治療方法を考えようとしてきました。TNBCは腫瘍リンパ 球浸潤(TIL: tumor infiltrating lymphocyte)が多く、がん免疫が深く関与することが報告されています。 特にがん免疫の「逃避」において重要な役割をしている制御性T細胞に着目し、TILの中の制御性T細胞の様子を明らかにしました。その結果、がん免疫逃避を司る制御性T細胞の浸潤の程度は、治療効果、予後に影響を与えることが分かりました。84症例の解析をもって、以上の結果を学会発表、論文作成の題材としました。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでに限られた抗癌剤しか選択肢のないTriple negative breast cancer(TNBC)に おいて、がん免疫をターゲットとした発展が望まれる。乳癌のTIL: tumor infiltrating lymphocyte) の中身に着目した本研究によって、特に制御性T細胞の制御を行うという免疫逃避を標的とした新たな分子標的治療 を開発につながる可能性を有している点において一定の意義があると考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 乳癌の腫瘍浸潤リンパ球におけるFOXP3陽性性制御性T細胞の分画解析2019

    • 著者名/発表者名
      郷田紀子, 笹田伸介, 末岡智志, 仁科麻衣, 鈴木江梨, 網岡愛, 平岡恵美子, 小林美恵, 梶谷桂子, 恵美純子, 舛本法生, 春田るみ, 片岡健, 城間紀之, 有廣光司, 岡田守人
    • 学会等名
      第119回日本外科学会定期学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 乳癌における制御性T細胞の分画について  臨床病理学的因子と術前化学療法の効果との関わり2018

    • 著者名/発表者名
      郷田紀子, 笹田伸介, 末岡智志, 仁科麻衣, 鈴木江梨, 網岡愛, 平岡恵美子, 小林美恵, 梶谷桂子, 恵美純子, 舛本法生, 春田るみ, 片岡健, 城間紀之, 有廣光司, 岡田守人
    • 学会等名
      第26回日本乳癌学会学術総会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 手術可能乳癌の腫瘍浸潤リンパ球(TIL)におけるTreg分画の検討2017

    • 著者名/発表者名
      郷田 紀子
    • 学会等名
      日本乳癌学会学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi