研究課題/領域番号 |
15K19870
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
田村 孝史 筑波大学, 医学医療系, 研究員 (20633192)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Drug Delivery System / 肝類洞内皮細胞 / 肝細胞 / アポトーシス / SiRNA, Bax / DDS / SiRNA / Apoptosis / Bax / MEND |
研究成果の概要 |
siRNAを封入してLSECに選択的に取り込ませることが可能なDDSを新たに開発し,LSECのアポトーシスを選択的に抑制し,マウス急性肝障害モデルへの投与効果について検討した.アポトーシスを抑制するために,ミトコンドリアにおけるアポトーシス促進因子であるBaxのsiRNAを使用した. その結果, 細胞選択性のないDDSにBax siRNAを封入し投与しても急性肝障害モデルの肝障害は軽減されなかったが,LSECのBaxを選択的に抑制することで,類洞構造が保たれ,肝細胞障害が抑制された.LSEC障害を抑制して類洞構造を維持することが,急性肝障害の新たな治療となることが示唆された.
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