研究課題/領域番号 |
15K19887
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
新野 直樹 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (10724122)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | グレリン / 袖状胃切除 / リバウンド / 代償 |
研究成果の概要 |
袖状胃切除術前後に胃体上部小弯粘膜のグレリンmRNAを比較したところ、平均値では術前後で有意な差を認めなかった(1:0.87)。しかし、体重リバウンドをきたしている症例では、術前平均の1.8-2.4倍高いグレリンmRNAの発現を認めた。また、マウスに袖状胃切除術を施行したところ、膵臓、十二指腸、視床下部においては、グレリンmRNA、タンパクともに術前後で有意差は認めなかった。しかし、胃小弯においては、術後30日で1.5倍のグレリン産生細胞数の増加を認めた。以上より、袖状切除後残胃における代償性のグレリン産生細胞数の増加が、体重リバウンドに寄与している可能性が示唆された。
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