研究課題/領域番号 |
15K19912
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
赤城 一郎 日本医科大学, 大学院医学研究科, 研究生 (90552662)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | PI3K / AKT / マイクロRNA / miR-141 / PHLPP2 / miRNA / Akt |
研究成果の概要 |
本研究では,ヒト正常食道扁平上皮細胞株,およびヒト食道扁平上皮癌由来細胞株におけるmiRNA発現を解析し,食道扁平上皮細胞の癌化に関わるmiRNAを探索した。 miRNAアレイの結果より,食道扁平上皮癌細胞株のいずれにおいても発現量が上昇したmiRNAとして,miR-31,miR-141, miR-200b, miR-200cおよびmiR-205が見出された。食道扁平上皮癌細胞株におけるmiR-141の発現上昇とPHLPP2の発現低下が確かめられた。miR-141の過剰発現によってPHLPP2 の発現はmRNAおよび蛋白質で抑制された。以上よりmiR-141の発がんとの関わりが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食道扁平上皮癌とマイクロRNAの関連を調べたことで、今後の分子標的治療などへの可能性を広げることができた。
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