研究課題/領域番号 |
15K19953
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
越智 崇 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60643723)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 神経幹細胞 / 神経再生 / 成長因子 / 脳虚血 / 脳血管障害学 / 神経再生治療 / 内在性幹細胞 / Brain Repair / Cereberal Ischemia / Growth factor therapy / SVZ neurogenesis |
研究成果の概要 |
成長因子脳室内投与による内在性神経幹細胞活性化療法は、有望な神経再生療法の手段の一つであるが、成長因子が神経幹細胞とその系譜群の動態をどのように修飾しているかは明らかでなかった。今回、正常/脳虚血マウス双方の脳内に成長因子を様々な期間投与し以下のことを明らかとした。まず、成長因子投与により可逆的な神経幹細胞/一過性前駆細胞の増殖促進が起こり、投与終了後にはじめて神経細胞の産生亢進が起こること。また、投与期間の違いが神経幹細胞/前駆細胞の増幅、神経細胞の新生の度合いに大きな影響を及ぼすことである。将来の疾患治療に応用する研究を続ける上で、これらの知見が重要な基盤になると思われる。
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