研究課題/領域番号 |
15K19980
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
齋藤 紀彦 東邦大学, 医学部, 講師 (60459766)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 神経膠腫 / グリオーマ幹細胞 / 神経膠芽腫 / Notch / 新規治療 / 分子標的治療 / γ-セクレターゼ阻害剤 / γセクレターゼ阻害薬 / 新規分子標的治療 |
研究成果の概要 |
近年グリオーマ幹細胞におけるNotchシグナル発現が報告されている。今回、グリオーマ幹細胞に対するNotchシグナル阻害効果に関する検討を行った。γ-セクレターゼ阻害剤の薬剤感受性試験を行い、高感受性群を抽出した。高感受性群に特徴的な17遺伝子の活性化が同定された。またNotchシグナル阻害により、グリオーマ幹細胞性維持が阻害されることが明らかになった。 本研究によりNotchシグナルが活性化している神経膠芽腫がγ-セクレターゼ阻害剤に高い感受性を示す可能性を示唆された。Notchシグナルは神経膠芽腫における新たな分子標的治療のターゲットの有力な候補の一つになり得るものと考える。
|