研究課題/領域番号 |
15K19999
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
武田 健 岡山大学, 医学部, 客員研究員 (70614923)
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研究協力者 |
山川 泰明 岡山大学, 大学院医歯(薬)学総合研究科, 助教 (90636953)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 転移性骨腫瘍 / 腫瘍融解アデノウイルス / ゾレドロン酸 / 併用療法 / ゾレドロネート / 骨転移 / 併用効果 |
研究成果の概要 |
骨転移に対する新規治療法として、癌細胞のみで増殖し癌細胞のみを破壊する制限増殖型腫瘍融解アデノウイルス(以下OBP-301)とゾレドロン酸の併用療法を検証した。癌細胞(乳癌、肺癌、前立腺癌)および骨肉腫細胞に対してOBP-301およびゾレドロン酸単独で両者ともに濃度依存性に腫瘍抑制効果がみられること、併用治療でそれぞれの単独治療よりも効果が増強することが認められた。癌細胞をマウス膝に移植し、生体内での治療効果を検証したところ、併用した場合に腫瘍増殖抑制効果が強く見られることを確認できた。OBP-301とゾレドロン酸の併用療法は骨転移に対する新規治療戦略となりうる。
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