研究課題
若手研究(B)
本研究では、モノアミン神経系のうち覚醒の惹起及び維持に重要な役割を果たしているヒスタミン神経系が、現在主に使用されている吸入麻酔薬イソフルラン、セボフルラン、デスフルランの意識消失作用と関連していることが明らかになった。吸入麻酔導入期にはヒスタミン神経細胞が活性化し放出されたヒスタミンがH1受容体を介して大脳皮質を部分的に刺激するが、吸入麻酔薬濃度が高くなるとヒスタミン神経細胞が抑制され、大脳皮質活動が抑制させることが示唆された。
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Biochemical and Biophysical Research Communications (BBRC)
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