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NMDA受容体拮抗薬の鎮痛作用におけるオピオイド受容体ファミリーの関与

研究課題

研究課題/領域番号 15K20043
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 麻酔科学
研究機関京都大学

研究代表者

深川 博志  京都大学, 医学研究科, 助教 (00742991)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードNMDA受容体 / 亜酸化窒素 / キセノン / ケタミン / オピオイド受容体 / 吸入麻酔薬 / 静脈麻酔薬 / 鎮痛作用 / 鎮静作用
研究成果の概要

これまでに、亜酸化窒素の鎮痛作用にはノシセプチン受容体が関与すること、μオピオイド受容体欠損マウスでは亜酸化窒素の鎮痛作用は野生型と有意差がないことが示されていた。本研究では、これらの研究成果をもとにκオピオイド受容体欠損マウスにおける亜酸化窒素の作用について検討し、κオピオイド受容体欠損マウスでは亜酸化窒素の鎮痛作用はほとんど消失していることを示した。一方、立ち直り反射抑制作用を指標として亜酸化窒素の鎮静作用を評価したところ、κオピオイド受容体欠損マウスと野生型マウスの間に有意差は認められなかった。以上の結果から、亜酸化窒素の鎮痛作用と鎮静作用は異なる機序に基づくことが示唆された。

報告書

(3件)
  • 2016 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Midazolam inhibits the hypoxia-induced up-regulation of erythropoietin in the central nervous system2015

    • 著者名/発表者名
      Matsuyama, T., Tanaka, T., Tatsumi, K., Daijo, H., Kai, S., Harada, H. and Fukuda, K.
    • 雑誌名

      European Journal of Pharmacology

      巻: 761 ページ: 189-198

    • DOI

      10.1016/j.ejphar.2015.05.024

    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • 査読あり

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2018-03-22  

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