研究課題/領域番号 |
15K20051
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
立花 俊祐 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (30737309)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 術後認知機能障害 / 手術ストレス / トランスクリプトーム解析 / デクスメデトミジン / 術後認知機能低下 / 麻酔手術ストレス / 海馬 / 術後認知機能 / セボフルラン |
研究成果の概要 |
トランスクリプトーム解析を行い、手術麻酔ストレスによって脳内特に海馬におけるmRNAの発現変化を網羅的に解析した。その上で、増減する遺伝子を全て同定し、ある特定の遺伝子発現が、バーンズメイズ試験で調査した実際の認知機能の増悪に連動して、変化することも突き止めた。本研究によって、術後認知機能障害の機序の一部を解明すると同時に、認知機能障害の発症を予測しうるマーカーとしての働きを担いうるだろうmRNAを明らかにすることができた。 これらの情報は、今後の研究に大きな意味をもたらすものと考えている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
術後認知機能障害の一つの機序を解明することができた。これらの結果から、予防法の確立も期待することができる。 実際の臨床現場においても、認知機能低下を予防するための戦略を立てることができ、医療費の削減につなげることができる。社会的意義は大変大きい。
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