研究課題/領域番号 |
15K20099
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
前鼻 健志 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (30718002)
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研究協力者 |
田中 俊明
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Heat shock protein 90 / HSP90阻害剤 / 臓器・組織移植 / 拒絶反応 / 皮膚移植 / 心移植 / 新規免疫抑制剤 |
研究成果の概要 |
私たちはHeat shock protein 90(HSP90)が腎移植後拒絶反応時のバイオマーカーの一つになる可能性を見い出すとともに、拒絶反応発症に関与している事を明らかにした。本研究は同種臓器移植における拒絶反応において、HSP90 阻害剤が新規治療薬となり得るか検証することが目的である。HSP90 阻害剤である17DMAGの投与により、マウス皮膚、心移植において対照群と比較し有意に移植片の生着が延長した。移植片における細胞浸潤、サイトカイン産生も有意に低下し、ドナー特異的免疫応答も抑制されていた。この結果からHSP90は移植片拒絶反応の新たな治療標的となり得ると考えられた。
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