研究課題/領域番号 |
15K20108
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
小林 裕章 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (10598428)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 去勢抵抗性前立腺癌 / ドセタキセル抵抗性 / PARP阻害剤 / DNA修復機構 / 合成致死 / アポトーシス / DNA修復経路 |
研究成果の概要 |
本研究ではドセタキセル抵抗性ヒト去勢抵抗性前立腺癌細胞株C4-2AT6を用いてDNA修復経路に関連するPARP阻害剤の有効性について検討した。PARP阻害剤とドセタキセルの併用はC4-2AT6に対し高いアポトーシス誘導効果を示した。また、C4-2AT6を用いて作成したマウス皮下腫瘍モデルにおいてもPARP阻害剤とドセタキセルとの併用は抗腫瘍効果を示した。これらの結果は、PARP阻害剤がドセタキセル抵抗性前立腺癌におけるドセタキセル抵抗性改善に寄与する可能性を示した。
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