研究課題/領域番号 |
15K20137
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
内海 史 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (10749261)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 大気圧プラズマ / 卵巣癌 / 腹膜播種 / 化学療法耐性 / EMT / プラズマ関節照射 / 腹膜播種モデル / プラズマ |
研究成果の概要 |
大気圧プラズマ間接照射の卵巣癌への抗腫瘍効果、腹膜播種制御についての効果、メカニズムについての研究を行った。化学療法抵抗性卵巣癌の抑制効果にも焦点をあてた。大気圧プラズマ照射を行った活性化溶液(PAM)を、卵巣癌細胞株を使ったマウスの腹膜播種モデルに腹腔内投与すると腫瘍の播種が抑制され生存期間の延長がみられた。さらにPAMが特に腸間膜への播種を減少させる可能性が示唆された。またこれは主にPAMが卵巣癌細胞の上皮間葉転換を抑制し腫瘍浸潤・転移能を阻害するためと考えられこれにはマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)の抑制、JNK1/2やp38のリン酸化の制御が関与している可能性が示唆された。
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