研究課題/領域番号 |
15K20140
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
安彦 郁 京都大学, 医学研究科, 助教 (20508246)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 卵巣癌 / 骨髄由来抑制性細胞 / 低酸素 / VEGF / 抗腫瘍免疫 / 骨髄由来制御性細胞 / MDSC |
研究成果の概要 |
卵巣癌における抗VEGF抗体の治療抵抗性となる原因の解明を行った。卵巣癌マウスモデルにおいて、抗VEGF抗体抵抗性腫瘍では、低酸素領域が多く、また、GM-CSFが発現亢進していた。GM-CSFは骨髄細胞からの骨髄由来抑制性細胞(MDSC)産生を増加させること、また、GM-CSF存在下ではより免疫抑制能の強いMDSCが産生されることを証明した。VEGF抗体への治療抵抗性には、低酸素により誘導されるGM-CSFによるMDSCの産生と免疫抑制能の亢進が関与していることが示された。
|