研究課題/領域番号 |
15K20150
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
山口 宗影 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (20626535)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 早産 / 胎児炎症反応症候群 / マクロファージ / 絨毛膜羊膜炎 / 抗炎症性マクロファージ / 脳室周囲白質軟化症 / 慢性肺疾患 / 細胞・組織 / 胎盤 / 細胞・培養 / スカベンジャー受容体 / 臍帯炎 |
研究成果の概要 |
早産に伴う高サイトカイン状態は、胎児炎症反応症候群(FIRS)を惹起して様々な新生児合併症のリスクを増大させる。胎盤において、母体由来の脱落膜マクロファージ(Mφ)と早産の関与は報告されているが、胎児由来の胎盤絨毛Mφが来す役割に関する研究は少ない。本研究では、ヒト胎盤絨毛MφとFIRS関連の新生児合併症の関与について検討した。脳室周囲白質軟化症(PVL)や慢性肺疾患(CLD)を合併した早産児の胎盤絨毛において抗炎症性Mφが減少していた。炎症性Mφ優位の環境がPVLやCLD発症に関連していることが示唆された。
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