研究課題/領域番号 |
15K20152
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
伊藤 史子 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (90648271)
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連携研究者 |
片渕 秀隆 熊本大学, 大学院生命科学研究部産科婦人科学, 教授 (90224451)
本田 律生 熊本大学, 大学院生命科学研究部産科婦人科学, 講師 (10301376)
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研究協力者 |
坪木 純子 熊本大学, 医学部附属病院 地域医療・総合診療実践学寄付講座 (70772408)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 子宮内膜症 / 腹腔マクロファージ / 子宮内膜間質細胞 / 腹腔内環境 |
研究成果の概要 |
子宮内膜症患者の腹水中に、GM-CSF、IL-1β、IL-2、IL-8、IP-10、MIP-1β、RANTES、TNF-α、sTREM-1が増加し、いずれもⅣ期と比較してⅠ期に増加していた。GM- CSFはマクロファージと子宮内膜間質細胞(ESC)にそのレセプター発現がみられ、濃度依存性にESCの細胞増殖を促進したことから、内膜症の病態形成における腹腔マクロファージとESCの相互作用に重要な因子であると考えられた。ESCの増殖に関わる転写因子Stat3の活性化は、天然化合物Corosolic acid によって抑制され、内膜症に対するStat3をターゲットとした治療の可能性が示唆された。
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