研究課題
若手研究(B)
IMP3(Igf2 mRNA- binding protein 3)は胎生期の諸臓器および癌で発現している癌胎児性タンパクである。本研究ではヒト癌肉腫におけるIMP3発現を発現強度および分布について解析し、癌腫成分におけるIMP3発現分布と予後に相関があることを見出した。また本研究では、ヒト癌肉腫の癌腫成分におけるヒストンメチル化修飾がIMP3発現と関連し、全生存期間と相関することを見出した。ヒストン修飾のようなエピジェネティックな機序が、IMP3発現に上流または下流で関わる可能性があり、IMP3は予後因子としてだけではなく、今後癌肉腫治療標的として有用である可能性があるものと考える。
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 2件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (16件) (うち招待講演 11件)
家族性腫瘍
巻: 16(2)
130005665565
Japanese Journal of Clinical Oncology
巻: 47 号: 5 ページ: 401-406
10.1093/jjco/hyx019
医療
巻: 70 ページ: 376-380
日本臨牀増刊号 家族性腫瘍学ー家族性腫瘍の最新研究動向ー
巻: 73(6) ページ: 462-466
産科と婦人科
巻: 6(7) ページ: 619-626
神奈川産科婦人科学会誌
巻: 51(2) ページ: 172-175
40020386506
Cancer Sci.
巻: 106 号: 7 ページ: 875-882
10.1111/cas.12686
PLoS One
巻: 10 号: 2 ページ: 1-22
10.1371/journal.pone.0118662
International Journal of Gynecological Cancer
巻: 25(3) 号: 3 ページ: 440-446
10.1097/igc.0000000000000377
Molecular and Clinical Oncology
巻: 3(2) 号: 2 ページ: 267-273
10.3892/mco.2014.460