研究課題/領域番号 |
15K20171
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センター |
研究代表者 |
上條 慎太郎 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 細胞医療研究部, リサーチアソシエイト (70570878)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 幹細胞 / 奇形腫 / 胚細胞腫瘍 / βカテニン / 奇形種 / 妊娠 / 着床 / 胎盤 / 腫瘍 / 分化 |
研究成果の概要 |
β-cateninが幹細胞においては多分化能獲得に必須であり、栄養膜細胞系列では胎盤形成と着床維持に関与していることが推察される。胎盤を構成する栄養膜細胞系列の幹細胞であるTS細胞を用いて詳細に解析することにより、発生学や生殖医療の発展向上を目指した基礎研究として貢献し、その成果の臨床への応用を目指す。 マウス胚においてβ-cateninをノックアウトすると三胚葉への分化運命が決定する原腸形成期に胚致死となる。そのため我々はコンディショナルノックアウト法を用いてβ-catenin-KO-TS細胞を樹立し、β-cateninが着床においてどのような役割を果たしているかを解明する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
体外受精において、胚盤胞までの培養については培養室での観察下で行えるため今までにも様々な知見が得られている。一方で着床は生体内で起こるため、胚の着床機能についてはわかっていないことが多い。 本研究は、着床に関わる因子としてβカテニンを同定し、その胚盤胞における機能や着床機能に対する影響を解明することを目的とした研究である。 着床に関わる因子を解明することによって、着床不全の原因の解明の一助になることが期待される。
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