研究成果の概要 |
本研究では、胎生期並びに新生児マウスにおける音響外傷の影響の検討を行った。胎生期14,16,18,生後1,3,5日目のC57BL/6マウスに対し、音響負荷装置を用いて、octave of band noiseにて95, 100, 116dB SPLの条件にて音響負荷を2時間与えた。生後28日目にABRの測定並びに内耳有毛細胞、蝸牛神経節の測定を行った。 ABRの検討では胎生期16日目にて有意に音響負荷の影響が認められた。組織学的検討では、内耳有毛細胞並びに蝸牛神経節細胞数には変化が認められなかった。
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