研究課題/領域番号 |
15K20223
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
小島 敬史 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (60528660)
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研究協力者 |
神崎 晶
藤岡 正人
三井 綾乃
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 内耳 / オートファジー / 蝸牛 / 恒常性維持機能 / 音響負荷 / 加齢性難聴 / 内耳有毛細胞 |
研究成果の概要 |
蝸牛におけるオートファジーの活性化部位の同定と、その生理的機能を明らかにすることを目的とした。 GFP-LC3レポーターマウスを用いて蝸牛におけるオートファジー活性可視化を試みたところ、外有毛細胞を含む蝸牛感覚上皮に恒久的オートファジーが生じていることが示唆された。有毛細胞特異的オートファジー欠損マウスは高音優位な進行性難聴を認めた。また、4-HNEを用いた免疫組織染色で、オートファジーによる蝸牛有毛細胞での酸化ストレスに対する保護作用が示唆された。 蝸牛有毛細胞においてオートファジーは有毛細胞を保護する作用を有しており、とくに酸化ストレス抑制を介して細胞老化を抑制している可能性がある。
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