研究課題/領域番号 |
15K20225
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
渡部 佳弘 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (30445374)
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連携研究者 |
今西 順久 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (80255538)
小澤 宏之 慶應義塾大学, 医学部, 専任講師 (30327621)
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研究協力者 |
関水 真理子
猪狩 雄一
斎藤 真
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 咽頭癌 / 頭頸部癌 / TOVS / ELPS / COX2 / 経口切除 / 下咽頭癌 / 中咽頭癌 / 下咽頭顔 / 中咽頭顔 |
研究成果の概要 |
咽頭癌細胞株に対してCOX2阻害剤とEP2阻害剤によりCDH1発現が増加した。免疫蛍光染色ではE-cadherinの膜発現も増強した。migration assayでは咽頭癌細胞抑制効果を示した。これらの薬剤は癌の転移抑制効果が期待される。咽頭癌経口的切除組織のCOX2とE-cadherinの免疫染色も行った。その結果と臨床データから、多変量解析を行い、COX2発現行進とE-cadherin発現低下は頸部リンパ節転移の独立規定因子であることを示した。咽頭平上皮癌の頸部リンパ節転移は,COX2発現亢進とE-cadherinの発現低下が深く関与していることが示唆された。
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