研究課題
若手研究(B)
マウスiPS細胞からコネキシン26を発現する細胞への分化誘導法を開発した。コネキシン26は、内耳支持細胞においてイオン輸送を行う細胞間ギャップ結合を構築する重要な要素である。分化誘導した細胞は、機能性を持ったコネキシン26およびコネキシン30のギャップ結合複合体を構築していた。更に、分化誘導した細胞において発達期蝸牛で観察されるATPやヘミチャネルに依存したCa2+シグナルの自家発火と伝播が観察された。他方、内耳への細胞移植効率を向上させるため、骨髄間葉系幹細胞におけるCXCR4およびCCR2の発現量をqRT-PCRにより評価し、これらを強発現する骨髄間葉系幹細胞の作製法を開発した。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 7件) 備考 (1件) 産業財産権 (2件) (うち外国 1件)
Stem Cell Reports
巻: 7 号: 6 ページ: 1023-1036
10.1016/j.stemcr.2016.10.005
AIP Conference Proceedings
巻: 1703 ページ: 030018-030018
10.1063/1.4939333
PloS one
巻: 10 号: 10 ページ: e0141258-e0141258
10.1371/journal.pone.0141258
http://www.juntendojibi.com/?page_id=3251