研究課題/領域番号 |
15K20238
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
今井 隆之 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん先進治療開発研究部, 特任研究員 (80408583)
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連携研究者 |
松浦 一登 地方独立法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん先進治療開発研究部, 特任研究員 (70271947)
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研究協力者 |
田中 伸幸 地方独立法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん先進治療開発研究部, 部長 (60280872)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | CD271 / 頭頸部癌 / 頭頚部外科学 / 癌幹細胞 |
研究成果の概要 |
CD271は下咽頭癌幹細胞マーカーであるが、CD271の機能とがん組織の維持における役割については明らかになっていない。そこでD271陽性頭頸部癌幹細胞の生存戦略を解明することを目的として解析をおこなった。腫瘍形成には、CD271が必要であった。細胞周期はG0にアレストした。シグナル伝達系を調べたところ、MAPK(Erk)シグナルが減少していた。エフェクター分子であるRhoAに対する阻害を行ったところ、細胞遊走が著明に抑制された。Erk阻害薬を添加したところ、細胞増殖を著明に抑制した。以上の結果から、CD271のシグナル伝達系を標的とした治療が可能であることが示唆された。
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