研究課題/領域番号 |
15K20244
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
大野 晋治 旭川医科大学, 医学部, 助教 (50571890)
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研究協力者 |
吉田 晃敏
長岡 泰司
大前 恒明
大谷 真一
横田 陽匡
下内 昭人
宋 勇錫
松本 千恵美
ターナー 晶
Lih Kuo
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 糖尿病 / DPP4 / アディポカイン / 網膜血流量 / 血管内皮機能 / 網膜血流障害 / 糖尿病網膜症 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、糖尿病患者において過剰に産生されるDPP4が網膜循環にどのような作用を有するか明らかとすることである。摘出ブタ網膜血管を用いた実験から、DPP4が濃度依存性に網膜血管内皮機能を障害することが明らかとなった。また、DPP4阻害薬であるテネリグリプチンが、DPP4による血管内皮機能障害に保護的に働くことを見出した。さらに、糖尿病患者の血中DPP4濃度と網膜血流量を測定し、DPP4濃度が高い男性患者において網膜血流量が低下していることを明らかとした。 以上の結果から、DPP4の過剰産生が血管内皮機能を障害し、網膜血流量低下の原因となっている可能性が示唆された。
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