研究課題
若手研究(B)
マイクロアレイとChip-シークエンス法を用いたゲノムワイドな解析結果から、ヒト血管内皮細胞において、PPARαリガンドを投与することにより、炎症関連遺伝子の発現が抑制されること、抗炎症作用を持つトロンボモジュリンの発現が亢進すること、トロンボモジュリンがPPARαの直接のターゲット遺伝子であることがわかった。動物実験にて、PPARαリガンドの内服により、糖尿病誘発ラットで亢進する炎症関連たんぱくの発現が抑制され、血管への単球接着がトロンボモジュリン依存的に抑制されることがわかった。これらの事から、PPARα活性化による網膜の抗炎症作用は、トロンボモジュリンの発現亢進を介している事がわかった。
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