研究課題/領域番号 |
15K20294
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
|
研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
青松 圭一 近畿大学, 医学部, 講師 (60411633)
|
研究協力者 |
杉岡 孝二 近畿大学, 医学部, 講師 (50399119)
吉田 浩二 近畿大学, 生物理工学部, 教授 (60230736)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | uPA / uPAR / ARPE-19 / EMT / RPE |
研究成果の概要 |
網膜組織においては網膜色素上皮がEMT研究の主要な細胞としてよく検討が行われ、知見が集積されてきている。しかしながらuPARなどの線溶系を介した網膜組織でのEMT誘導についてはこれまであまり報告がなく、uPAR強制発現細胞(ARPE-19)を作成して検討を行った。結果、uPAR単独の作用ではARPE-19細胞にEMT様変化は誘導できず、コラーゲンゲルの収縮能についてもゲル収縮促進作用はみられなかった。網膜でEMTは、uPAR発現亢進による単独刺激では誘導できず、TGF-βなどの成長因子やインターロイキンなどのサイトカインの関与も、今後検討を加える必要があると考えられた。
|