研究課題/領域番号 |
15K20295
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
鎌尾 浩行 川崎医科大学, 医学部, 講師 (30388946)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 網膜色素上皮細胞 / ヒトiPS細胞 / 網膜色素上皮 / 組織プラスミノーゲン活性化因子 |
研究成果の概要 |
ヒトiPS細胞から作製した網膜色素上皮細胞(RPE)を用いて、過去に臨床でRPEへの毒性が指摘されている組織プラスミノーゲン活性化因子(tPA)の毒性試験と薬効試験を行った。コントロールとしてRPE株化細胞と胎児RPEを用いた。各RPEを様々なtPA濃度で培養し、細胞毒性・形態・成長因子分泌・RPE特有遺伝子発現について評価した。iPS-RPEと胎児RPEは同様の毒性評価・形態変化を認めたが、RPE株化細胞は異なる変化を示した。一方、RPE機能である成長因子分泌と遺伝子発現に関しては変化はなかった。iPS-RPEは胎児RPEと同様の薬剤抵抗性を示したため、創薬研究の有用なツールの可能性がある。
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