研究課題/領域番号 |
15K20322
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
濱田 茉梨子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (70723287)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 創傷治癒 / scarless wound healing / ケロイド / YAP/TAZ / scarless wound heailng / scar / keloid |
研究成果の概要 |
scarless wound healingにおけるYAP/TAZの役割の検討を行うため、マウス胎仔創傷治癒過程およびケロイド組織においてYAP/TAZの核内移行を検討した。ケロイド組織10サンプルを用い、ケロイドと辺縁正常皮膚の線維芽細胞のYAP/TAZの局在を比較したところ、辺縁正常皮膚に比べ、ケロイド組織内では有意に線維芽細胞におけるYAP/TAZの核内移行率が高かった。同様に表皮細胞、血管内皮細胞でも比較検討を行ったが、有意差はなかった。これらのことから、線維芽細胞におけるYAP/TAZの核内移行が瘢痕やケロイド形成に重要な役割を果たし、治療のターゲットになり得る可能性が示唆された。
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