研究課題/領域番号 |
15K20335
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
砂原 聡 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (70568667)
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研究協力者 |
渡邉 栄三 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (40375639)
織田 成人 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (90204205)
幡野 雅彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (20208523)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Ncx KOマウス / 盲腸結紮穿孔 / 敗血症 / 腸管免疫 / apoptosis |
研究成果の概要 |
病理組織学的にヒルシュスプルング病類縁疾患のモデルマウスであるNcx KOマウスの敗血症モデルは重篤化する.この結果を腸管免疫の観点から解析することを目的とした.重篤化には腸内細菌叢の異常が関与していることが示唆された.Ncx KOマウスの小腸上皮にはapoptosisの亢進およびゴブレット細胞の増加が認められ,これらも敗血症の病態に関与していると考えられた.また敗血症モデルとして盲腸結紮穿孔モデルを用いたが,より長期間観察可能な侵襲の小さいモデルとしてESMモデルの作成も試みた.その結果,Ncx KOマウスの糞便を投与したマウスは重症度が上がる傾向にあり,ESMモデルの有用性が示唆された.
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