研究課題/領域番号 |
15K20339
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
池田 光憲 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (60548444)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 腸内フローラ / マルチオミクス手法 / 免疫応答 / IgA / メタボローム解析 / 水素 / 重症病態 / 敗血症 / メタゲノム / メタボローム / 分子状水素 / 全身性炎症症候群 / 腸管免疫 |
研究成果の概要 |
重症病態では腸内フローラの構成が乱れ、腸管局所や全身免疫応答に関連することが知られているが、そのメカニズムは詳細には明らかにされていない。本研究では、マルチオミクス手法を用いた統合的アプローチにより、侵襲時の腸内環境を詳細に解析することを目的とした。研究の結果から、侵襲後には腸内フローラや代謝産物の構成が著しく変化し、特にIgAと特異的に結合するEnterobacteriaceae科の菌が顕著に増加していることが明らかとなった。治療介入として高濃度水素含有水の外的に投与したところ、生存率の改善やEnterobacteriaceae増加の抑制などが見られ、水素による潜在的な効能が見出された。
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