研究課題/領域番号 |
15K20340
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山田 知輝 大阪大学, 医学系研究科, 特任研究員 (40623434)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 腸管上皮幹細胞 / 腸管機能不全 / 全身性炎症症候群 / 敗血症 / Lgr5 / Wnt / 全身性炎症反応症候群 / BrdU |
研究成果の概要 |
全身侵襲時に腸管機能不全が発症するメカニズムは十分に解明されていない。腸管上皮幹細胞の機能に注目し、このメカニズムの解明を目指した。 まずCLPモデルでは陰窩中の細胞分裂している細胞数に減少傾向が見られた。腸管上皮幹細胞の増殖・分化に関わるシグナルをRT-PCR法で評価したところ、Wnt3、Wntに抑制的に働くBMP4、BMPを阻害するNoggin、Stem cellの未分化性の維持に関与するNotch1はCLP群で24時間後に低下していた。CLP侵襲にてLgr5陽性細胞数も減少していた。CLP侵襲にて腸管上皮幹細胞障害が起こることにより、絨毛萎縮や腸管蠕動不全が生じる可能性がある。
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