研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、3Dモデルのシミュレーターを開発し、従来のトレーニング法と組み合わせて教育を行い、外傷患者の救命に不可欠な手技を理解するためのシミュレーション教育の開発である。今回は輪状甲状靭帯切開の3Dモデルの作成を行った。3Dモデルは、CT画像を変換ソフトで3Dデータとして作成し、3Dプリンターで印刷した。今回作成した3Dモデルは、初学者の手順確認のツールとして有効であることが示唆された。3Dモデルの利点は、画像データをもとに遭遇頻度の低い症例も再現でき、何度も検討できる点にある。現代に即した学習中心で個々に合わせた学習支援ができるツールとして使用可能であると考えられた。
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